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巫氏春秋

アフロユーラシア史関係の雑記。 歴史と民族関係の書籍紹介。 井戸の中のカエル(巫俊の前世)の陳腐な日常の大冒険の言行録を一挙公開♪ 巫俊の総裁する雑篇「巫氏春秋」を照覧あれ。

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西アフリカの内陸エリアと沿海エリア

前回書きそびれたことを書いてみる。

アフリカ大陸は言うならば奇形の二股大根のような形をしている。
片方の根は重力に従って垂れているが、
もう片方の根はそうではない。

もう片方の根、それも大根足でやたらと太い..は西アフリカのことである。




やたらと太いからには、風が吹いても水分が内陸まで届かないということで、サハラ砂漠が形成されている。
イスラーム商人がこのサハラ砂漠をラクダで超えて、西アフリカのニジェール川流域のマリ王国と通商していたことは有名である。
マリ王国の黄金はまばゆいばかりの輝きをもって砂漠を渡った。

西アフリカはイスラームとの交易でイスラーム化が進む。
一般的にアフリカの王国というと、このマリ王国を指して呼ばれることが多い。
内陸のニジェール川にマリの王宮があり、ニジェール川の源流で大西洋に面するギニア高地から黄金が産出されていた。

サハラ以南の西アフリカはこういう形態だ。
乾燥したニジェール川流域のマリの王宮に屈強な牧畜民たちが住まい、
産金地のギニア高地や南のギニア湾岸平野に散らばって農耕民たちが住まいする。

これは大雑把な呼び方だけど、内陸の交易拠点に牧畜民が集まり、
沿岸の雨量の多いところに農耕民が集まっている。
今のマリやブルキナファソが内陸にあたり、
ガーナやコートジボワールやナイジェリアが沿海ということになる。

ここにちょっとした世界があったということで、
マリ王国が衰退すると、内陸エリアと沿海エリアに別れて群雄がトーナメント戦をするようになったということらしい。

ブルキナファソのモシ王国は、ガーナの農耕民の首長の王子が牧畜民の娘と契りを結んで沿海エリアと内陸エリアの両属地域に王権をうち建てたということになっている。
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Author:巫俊(ふしゅん)
研究対象:中国史(夏殷時代の地域史)
テーマ:神の王権の民族抗争とその生態

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