巫氏春秋

アフロユーラシア史関係の雑記。 歴史と民族関係の書籍紹介。 井戸の中のカエル(巫俊の前世)の陳腐な日常の大冒険の言行録を一挙公開♪ 巫俊の総裁する雑篇「巫氏春秋」を照覧あれ。

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怨霊信仰はフラッシュバックから?

10世紀の人・菅原道真は政敵の藤原時平の讒訴によって、北九州に左遷されて、そこで死んだ。
政敵に対して容赦のない権力者ならば、究極的には自分以外の邪魔な人間はゴミクソも同然であって、良心の呵責も何もないはずだと考えるのが通念である。
もちろんこれは現代的な合理的思考による通念であって、現代人としては平安京の時代は怨霊信仰というものがあって、死者の復讐を怖れつあまり手厚く死者をまつったのだと理解することにしている。

それはそれでいいのだが、藤原時平は当てはまらないかもしれないが、
フラッシュバックという病気・症状があることが知られている。
人間だけでなく、犬にもその病気があるように、極度の衝撃やストレスに責められると、それが原因で常時不安にさいなまされ、悪夢にうなされたり、幻覚を見たりさえする。
PTSDという症状とも似通った性質がある。というか、フラッシュバックはPTSDの一症状と言った方が正確か。

ともかく、PTSDという病気はおそらく現代人特有の病気というわけでもないのだろう。
日本の古代・中世はひとりの人間が安全に人生を全うするには、なお過酷な時代である。
疫病に対して人々は無力であったし、貴族であっても病から逃れることはできない。
外部環境も苛酷だが、心までさいなまされてはたまらない。
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雷神・道真と当時の人々

大宰府に流されて悲運の死を遂げた後、怨霊として恐れられた菅原道真。人々が彼を怨霊として特別にあそこまで恐れた理由としては、何があるのでしょうか。巫俊様はブログ「巫氏春秋」でPTSDのようなものが影響したんじゃないかと述べておられます。「巫氏春秋 怨霊信仰はフ

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研究対象:中国史(夏殷時代の地域史)
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